ある日、Amazonからこんなメールが届きました。📩
「一部ASINの手数料カテゴリーが、2026年10月31日に更新されます」
正直に言うと、最初は「何これ?」でした。
手数料が上がるの? 何か手続きが要るの?
気になって受信箱をさかのぼると、同じ話のお知らせが、7月30日にも届いていました。
しかも、未読のままでした。😅
この記事では、このメールの正体と、自分の商品が対象かを確かめる方法を、順番にお話しします。
📩 このメールは「手数料の区分の入れ替え」のお知らせ

まず、結論を表にまとめます。
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 何のメール? | 一部の商品の「手数料カテゴリー」が入れ替わるお知らせ |
| いつから? | 2026年10月31日から |
| 手数料の率は上がる? | 率そのものは変わらない。区分が変わった商品だけ、新しい区分の率になる |
| 手続きは要る? | 届いたメールに申し込みの案内はありません。Amazon側が10月31日に更新すると案内しています。対象かどうかは確かめておきたいところです |
💡ひとこと補足:手数料カテゴリーとは、Amazonが商品ごとに決めている「手数料の区分」です。「エレクトロニクス」「おもちゃ&ホビー」「ホーム&キッチン」などがあります。どの区分に入るかで、売れたときに引かれる手数料の率が決まります。
1つの商品が入る区分は、1つだけです。
しかもこの区分は、Amazonのお店の画面に出るカテゴリーと、同じとは限りません。
出品するときに自分で選んだカテゴリーとも、ずれることがあります。
Amazonは、商品がルールどおりの区分に入っているかを、定期的に見直しています。
その見直しで、区分が入れ替わる商品が出た、というのが今回のメールです。
🗓️ ぼくの受信箱では、過去3年とも7月末に届いていた

ぼくの受信箱を調べると、同じようなお知らせが、毎年届いていました。
| 届いた日 | 件名の要点 | 切り替わる日 |
|---|---|---|
| 2024年7月31日 | 手数料カテゴリー更新のお知らせ | 10月30日 |
| 2025年7月31日 | 手数料カテゴリー更新のお知らせ | 10月30日 |
| 2026年7月30日 | 手数料カテゴリー更新のお知らせ | 10月31日 |
少なくとも、ぼくの受信箱で確認できた過去3年は、7月末に予告があり、10月末に切り替わる流れでした。来年も同じ日程になるとは限りません。
2026年は、7月30日の予告のあと、8月31日と9月30日にも、念押しのメールが届いていました。
7月30日の予告には、「あなたの商品の手数料カテゴリーが変更されます」と書かれていました。
この予告が届いた人は、販売中の商品のうち、少なくとも一部が対象です。
ただし、7月30日以降に出品を始めた商品には、予告が届いていない場合があります。
これは、9月30日のメールにも書かれていました。
💴 放っておくと、1回の売上で数百円変わることも

区分が変わると、何が起きるのでしょうか。
たとえば、1万円の商品が、率の低い区分から高い区分へ移ったとします。
| 区分(例) | 率 | 1万円で売れたときの販売手数料 |
|---|---|---|
| 小型家電 | 8.4% | 840円 |
| ホーム&キッチン | 15.4% | 1,540円 |
※率は、1点の売上が750円を超える場合のものです(2026年9月30日時点のAmazonヘルプ)。
この仮の例では、税抜きの販売手数料だけで1回あたり700円の差です。実際に手元に残る額は、手数料にかかる税やほかの費用も含めて確認してください。
同じ条件で10個なら、税抜きの販売手数料の差は7,000円という計算上の目安です。これは、ぼくの商品の実績ではありません。
反対に、率の低い区分へ移って、手数料が下がる商品もあります。
区分をもとに計算されるのは、販売手数料だけではありません。
FBAの在庫保管手数料なども、区分をもとに計算されます。
せどりでは、仕入れのときに「売れたらいくら残るか」を計算しますよね。
区分が変わった商品は、10月31日から、その計算の前提が変わります。
手数料の率そのものが変わった話は、2026年4月のAmazon手数料改定にまとめています。利益の計算のし直し方は、Amazon手数料改定後の利益計算が参考になります。
🔍 自分の商品が対象か、確かめる2つの方法

確かめ方は、2つあります。
方法1:手数料カテゴリー更新レポート(まとめて見る)
セラーセントラルにログインした状態で、次の住所を開くのがいちばん早いです。
https://sellercentral.amazon.co.jp/mfcreport
「手数料カテゴリー更新レポート」という画面が開きます。画面の上には「販売経済学」「レポート」と表示されています。
画面の「ダウンロード」を押すと、対象の商品の一覧が手に入ります。
7月30日のメールによると、この一覧には、区分が変わる商品がすべて載っています。
手数料の率が変わらない商品も、含めてです。
変わったあとの区分の名前や、販売手数料の見積もりも確かめられます。
1つの商品を複数のSKUで出していても、区分の変更はすべてのSKUに効きます。
方法2:FBA料金シミュレーター(1つずつ見る)
💡ひとこと補足:FBA料金シミュレーターは、セラーセントラルにある無料の計算ツールです。商品を検索すると、売れたときの手数料や、手元に残る金額の目安を出してくれます。
9月30日のメールでは、このツールで「今」と「これから」の手数料カテゴリーを確かめるよう案内されていました。
7月30日以降に出品を始めた商品は、こちらでも1つずつ確かめておくと安心です。
ここで1つ、大事な注意があります。⚠️
メールの中のリンクは押さずに、自分でセラーセントラルを開いて確かめてください。
Amazonを名乗る、にせのメールもあるからです。
この記事の手順も、メールのリンクを使わずに、セラーセントラルの画面から開いて確かめたものです。
❓ よくある質問
Q. 何もしないと、どうなりますか?
A. 10月31日から、新しい区分で手数料が計算されます。メールに申し込みの案内はありませんでしたが、手数料が上がる商品は、そのぶん利益が減ります。
Q. 区分がおかしいと思ったら?
A. Amazonのテクニカルサポートに、調査を頼めます。取引の日付、請求された手数料、正しいと思う手数料とその理由、根拠になるガイドラインを、書類で出す必要があります。
Q. 何回でも申し立てできますか?
A. 1つの手数料につき、申し立ては1回です。調べた結果、正しく請求されていた申し立てをくり返すと、次から受け付けてもらえないことがあります。
Q. 手数料の率そのものが上がるのですか?
A. いいえ。7月30日のメールには、各区分の率は変わらないと書かれていました。変わるのは、商品が入る区分のほうです。
✅ 10月31日までに、やっておきたい3つのこと

最後に、やることを3つにまとめます。
✅️ メールのリンクは押さずに、セラーセントラルの「手数料カテゴリー更新レポート」で、対象の商品を確かめる
✅️ 手数料が上がる商品は、10月31日より後に売る分の利益の計算に、新しい率を入れる
✅️ 7月30日以降に出品を始めた商品は、FBA料金シミュレーターで1つずつ確かめる
ぼくの受信箱では、過去3年とも7月末に予告が届いていました。
来年の7月末も、受信箱をのぞいてみてください。📬
確認した情報源(2026年9月時点)
※Amazonのルールや画面は変わることがあります。この記事は2026年9月30日に確認した内容です。
Amazon出品者ヘルプ「手数料のカテゴリーについて」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/GNJSJ7GP26PD5XWJ
Amazon出品者ヘルプ「商品の手数料カテゴリーのガイドライン」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/GFD6HLGAEZC9VBGJ
Amazon出品者ヘルプ「Amazon出品サービスの手数料」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/G200336920
Amazon出品者ヘルプ「販売手数料の返金ポリシー」
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/GRRJCFXD6474GRLY
セラーセントラル「手数料カテゴリー更新レポート」(ログインが必要)
https://sellercentral.amazon.co.jp/mfcreport
セラーセントラル「FBA料金シミュレーター」(ログインが必要)


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