自己発送の返品、全額返金を押す前に必ず確かめる7つのこと|保証書と説明書が入っていなかった話

返品の箱を開けて中身を確かめる出品者。説明用イラスト

返品された商品が届いたら、全額返金を押す前に、箱の中身を確かめてください。 返金の前なら、足りない物を送ってもらえる見込みがあります。返金のあとだと、お願いしても返ってこないことがあります。

私は2026年11月、返品された炊飯器に全額返金をしたあとで、保証書と取扱説明書が入っていないことに気づきました。この記事では、そのとき決めた「返金の前に確かめる7つのこと」と、返品をお願いする最初の文に入れる2行を紹介します。

この動画(約5分)では、返金の前に確かめる7つのことと、最初の連絡に入れる2つの文を説明します。

ここからは、同じ内容を表と文章で確かめます。

目次

🙋 こんな人に向けた記事です

返品の箱が届き、どこから確かめるか迷う出品者
  • Amazonで自己発送(Amazonの倉庫を使わず、自分のお店から発送するやり方)の商品を売っている
  • 返品が届いたら、商品が同じかだけを見て、すぐに返金している
  • 家電など、保証書や説明書が付いた商品を扱っている

FBA(Amazonの倉庫から発送するやり方)の返品は、Amazonの倉庫に戻ります。この記事は、お店に直接返ってくる自己発送の返品の話です。

📦 何が起きたか:返金のあとで、保証書と説明書がないと気づいた

返金を済ませたあとで、箱の中に保証書と説明書がないと気づく場面

起きたことを、順番に書きます。お客様の名前や注文番号は伏せています。

  1. 10月27日、炊飯器に「どのコンセントにさしてもエラーが出る」という返品リクエストが届きました(Amazonが自動で承認)
  2. 当店は不良の申し出として「着払いで返送してください。届いたら全額返金します」と案内しました。案内の文には「本体、内釜、付属品、説明書、保証書など、同梱されていたものはすべて一緒にご返送を」と書いていました
  3. 11月1日、返送品が届きました。出荷したときの写真と製造番号を照らして、同じ商品だと確かめました。その日のうちに全額返金(24,080円)をしました
  4. 11月3日、箱の中をよく見ると、保証書と取扱説明書が入っていませんでした

商品が同じかどうかは確かめていました。足りなかったのは「中身が全部そろっているか」の確認です。返金のあとなので、お客様に送ってもらえるかは、お客様しだいになってしまいました。

返金の前なら、お客様も送ってくれる見込みがあります。返金のあとは、知らないふりもできてしまいます。 中身がそろっているかは、返金額にも関わることです。

当店では、このことを「返金の前に必ず確かめる決まり」にしました。

✅ 返金の前に確かめる7つのこと

返金の前に、7つの項目を一つずつ確かめる出品者

7つが全部そろってから返金します。 1つでも足りなければ、返金を押す前にお客様へ連絡します。

# 確かめること どうやって
1 同じ商品か 製造番号を、出荷したときの写真と照らす
2 本体と付属品が全部あるか 出荷したときの写真と見比べる
3 取扱説明書があるか 箱の中と、本体の中も見る
4 保証書があるか・何も書かれていないか 購入日・販売店・名前の記入がないか見る
5 メーカーの箱があるか 別の箱で届いたら、そのことを記録する
6 使った跡・傷・汚れ・においがないか 届いた状態を写真に撮る
7 不良の申し出なら、症状が出るか 修理や仕入れ先への相談の材料として記録する

表の中から、迷いやすい所を補足します。

1.同じ商品か(すり替えを防ぐ)

すり替えとは、売った商品とは別の物(古い物や壊れた物)を返してくることです。出荷するときに製造番号が写る写真を撮っておけば、届いた箱のラベルや本体の銘板と照らせます。当店は、出荷の写真を伝票番号で探せるようにしています。

3.取扱説明書は、本体の中も見る

説明書を本体の中(炊飯器なら内釜の中など)に入れて返す人もいます。箱の中にないからといって、すぐに「ない」と決めず、本体の中も開けて確かめます。

4.保証書は「あるか」と「何も書かれていないか」

保証書に購入日や販売店、お客様の名前が書かれていると、その保証書は次の人に使えなくなることがあります。売り直すときや、メーカーの修理に出すときに困ります。

7.症状の確認は、返金の判断とは分ける

当店は、不良の申し出なら全額返金する方針です。症状が出るかどうかは、返金を減らすためではなく、メーカー修理や仕入れ先へ相談するための記録として確かめます。

✉️ 返品をお願いする最初の文に、この2行を入れる

返品の案内の文に、同梱物と保証書のお願いを書き足す出品者

届いてから「足りません」と頼み直すより、最初のお願いの文で伝えておくほうが、お客様にとっても分かりやすくなります。当店は、返送をお願いする文に次の2行を必ず入れることにしました。

✉️ 1行目:本体・付属品・説明書・保証書など、同梱されていたものはすべて一緒にご返送ください。

✉️ 2行目:保証書は、何もご記入いただかずにそのままご返送ください。

1行目は、今回の案内にも書いていました。それでも入っていなかったので、届いたときの確認(7つのこと)と組み合わせて守ります。2行目は、今回から新しく足した行です。

⚠️ 足りなかったときは、返金の前に連絡する

返金を押す前に、お客様へ足りない物の返送をお願いする場面

7つのどれかが足りなかったら、返金を押す前にお客様へ連絡します。足りない物を伝え、着払いで返送をお願いします。保証書なら「何も書かずに」と添えます。

Amazonのヘルプ「返品・交換の条件」には、出品者が発送する商品について、次のように書かれています(2026年11月3日に確認)。

お客様から返品された商品が破損している場合やお届け時のコンディションと異なる場合、出品者は、返金を行わない場合があります。

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201819200

ただし、返金を減らすかどうかはお店ごとの判断です。当店は、不良の申し出なら全額返金する方針のまま、足りない物の返送をお願いしています。今回の保証書と説明書は、返金のあとにお願いを送った段階で、返ってくるかはまだ分かっていません。

📝 まとめ:返金ボタンは、7つがそろってから

7つの確認がそろってから、返金を押す出品者
  • 返品が届いたら、全額返金を押す前に7つを確かめる
  • 「同じ商品か」だけでなく、「中身が全部そろっているか」まで見る
  • 返品をお願いする最初の文に、「全部一緒に返送を」「保証書は何も書かずに」の2行を入れる
  • 足りなければ、返金の前に連絡する

返金は、押したら元に戻せません。まずは次に届く返品から、この7つを箱の横に置いて確かめてみてください。

返品のほかにも、在庫の見直しやFBAの問い合わせなど、守りの実務の記事を書いています。

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この記事を書いた人

せどりに救われた、元運送屋のせどらーです。

FBA・自己発送でつまずいたことを、自分で確かめた順に書いています。せどり歴6年以上。

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