🕒 お急ぎの方へ、先に結論です
✅ 2026年4月15日から、保管期間が12か月を超える商品に1点あたり月20円の最低額
✅ 実は長期在庫の手数料は271日(約9か月)から段階的に発生しています
✅ 1辺8.4cmより小さい商品は、この最低額20円が効いてくる(小さい商品ほど影響大)
✅ 対策は3つ。値下げして売る/返送する/廃棄する。迷ったら手数料と比べて決めます
「いつの間にか手数料が引かれている」
「売れ残りをどうするか、ずっと決められない」
2026年4月15日から、FBAの長期在庫に1点あたり月20円の最低額が適用されるようになりました。
金額だけ見ると小さく感じますが、小さい商品を長く寝かせている人ほど負担が増える仕組みです。この記事では、何がどう変わったのかと、いま抱えている在庫をどうするかの決め方をまとめます。
12か月で発生する、の前に知っておくこと

今回の改定は、保管期間12か月超の商品に、1点あたり月20円の最低額を適用するというものです(2026年4月15日から、初回請求は4月22日)。
ここで大事なのは、長期在庫の手数料そのものは、もっと前から発生しているという点です。
保管期間ごとの単価は、次のように段階的に上がっていきます(10cm×10cm×10cm=1,000立方センチあたり)。
| 保管期間 | 単価(1,000立方センチあたり) |
|---|---|
| 271〜300日 | 約16.7円 |
| 301〜330日 | 約17.5円 |
| 331〜365日 | 約18.1円 |
| 366日以上 | 約34.2円(一気に約2倍) |
つまり、271日(約9か月)を過ぎたら、もう手数料は発生しているということです。12か月を待たずに動いたほうがいい理由がここにあります。
なお、判定は毎月15日の在庫チェック日に行われます。
なぜ「小さい商品ほど痛い」のか

今回追加された20円は、最低額です。仕組みはシンプルで、次の高いほうが請求されます。
✅ 最低額の20円
体積で計算した金額が20円に届かない商品、つまり小さい商品ほど最低額に引き上げられることになります。
境目を計算してみると、こうなります。
| 商品の体積 | 体積で計算 | 実際の請求 |
|---|---|---|
| 1,000立方センチ(10cm四方) | 約34円 | そのまま34円 |
| 500立方センチ | 約17円 | 20円に引き上げ |
ちょうど20円になるのは約584立方センチ、つまり1辺8.4cmくらいの立方体が分かれ目です。これより小さい商品は、今回の最低額の影響を受けます。
小型の商品を「いつか売れるだろう」と寝かせている場合、1点あたり毎月20円が確実に引かれ続けることになります。
対象の在庫は、セラーセントラルの在庫の状況から保管日数を確認できます。まずは271日を超えているものを洗い出してください。
選べる道は3つ

長期在庫になってしまった商品にできることは、大きく3つです。
💰 値下げして売り切る
手数料を止めつつ、いくらか回収できる
📦 返送する
別の販路で売る、または保管し直す
🗑️ 廃棄する
戻す価値がない場合に、手数料だけを止める
どれが正解かは商品によって変わります。判断の材料は次の見出しにまとめます。
損切りの判断はこう考える

迷ったときは、払い続ける手数料と、動かすためのコストを比べます。
たとえば小型商品を1点、あと1年寝かせるとします。最低額だけでも20円×12か月=年240円が確実に出ていきます(体積が大きければもっと増えます)。
そのうえで、こう考えます。
✅ 別の販路なら売れる → 返送。ただし返送手数料と、戻したあとの保管の手間を見込む
✅ どこでも売れる見込みがない → 廃棄。手数料が出ていくのを止めるのが最優先
いちばん避けたいのは、決めないまま置いておくことです。決めない期間だけ、手数料が積み上がります。
在庫ごとの利益を確認しながら判断したい場合は、売上と手数料を自動で集計してくれるツールがあると早いです。
👉 プライスターとは?料金・機能・いらない人まで正直レビュー
来年ためないためのコツ

同じことを来年も繰り返さないために、仕組みで防ぐのがおすすめです。
セラーセントラルには自動返送・廃棄設定があり、保管日数が一定を超えた商品を自動で処理できます。271日を超えたあたりを目安に設定しておくと、気づかないうちに手数料が積み上がるのを防げます。
あわせて、毎月15日の在庫チェック日の前に一度、保管日数の長い在庫を見る習慣をつけると安心です。
なお、返送・廃棄には別途手数料がかかります。設定する前に、いまの在庫でいくらかかるかを確認してから決めてください。
まとめ|9か月を過ぎたら「決める」
長期在庫の手数料は、放っておくと静かに増えていきます。
✅ 手数料そのものは271日(約9か月)から発生している
✅ 1辺8.4cmより小さい商品ほど、最低額の影響を受ける
✅ 迷ったら「値下げ・返送・廃棄」を、払い続ける手数料と比べて決める
9か月を過ぎた在庫は、いったん決める。 それだけで、来年の手数料はかなり変わります。
確認した情報の参照元
| 主張 | 参照元 | 確認日 |
|---|---|---|
| 2026年4月15日から保管期間12か月超の商品に1点あたり月額20円の長期在庫追加手数料を適用 | Amazonセラーセントラル公式告知 | 2026-08-02 |
| 初回請求は2026年4月22日。評価は毎月15日の在庫チェック日。メディア商品の最低額は10円から20円へ。保管期間別単価(271〜300日 約16.7円/301〜330日 約17.5円/331〜365日 約18.1円/366日以上 約34.2円、1,000立方センチあたり)。体積計算と最低額の高いほうが請求される。自動返送・廃棄設定が利用できる | 株式会社サイバーレコード | 2026-08-02 |
※「1辺8.4cm」「年240円」は、上記の単価をもとに計算した目安です。


コメント