結論からいきます
はい。FBA納品プランは、実際に発送していなくても送料が取られることがあります。
特に
**Amazon FBAパートナーキャリア(日本郵便・ヤマト)**を使っている場合、
ここを知らないと普通に事故ります。
なぜ起きる?(承認=課金スイッチ)
FBAパートナーキャリアで一番大事なのはこれ。
👉 送料見積りの「承認ボタン」=課金スイッチ
- ラベルを印刷したか → 関係ない
- 発送したか → 関係ない
- 承認したか → ここがすべて
Amazonヘルプにも明記されています。
「実際に発送する場合のみ、請求額承認を行ってください」
事故パターン①【一番多い】
納品プランは消えたのに、送料だけ残る事故
- 納品プラン作成
- パートナーキャリア選択(日本郵便/ヤマト)
- 送料見積りを 承認
- 「やっぱやめよう」と 納品プランを削除
👉
納品は消えたが、送料は生き残る
※
納品プラン削除 ≠ 送料キャンセル
ここが最大の落とし穴です。
事故パターン②【時間切れ事故】
これは システム処理の話。
日本郵便
- 請求額承認後 24時間
ヤマト運輸
- 請求額承認後 約3時間
この時間を過ぎると…
- ❌ セラー側ではキャンセル不可
- ❌ 自動返金されない
- ❌ 発送してなくても請求されることがある
👉
「時間切れ=一度請求確定」という扱い。
事故パターン③【ラベルだけ出した】
よくある勘違い。
- ラベル印刷=課金
❌ 違います - 請求額承認=課金
✅ これが正解
つまり、
ラベルを出しただけでも、承認していればアウト。
逆に「取られない」ケース
✅ 承認前にやめた
- 見積りだけ見て
- 承認せずに納品プラン削除
👉 一切請求なし
✅ 承認後すぐキャンセル(時間内)
- 日本郵便:24時間以内
- ヤマト:3時間以内
👉
正しいボタン操作をすれば、請求は止められます。
⚠️ 超重要
「納品プラン削除」と「送料キャンセル」は別操作
ここが一番事故ります。
- ❌ 納品プランを削除した
- ❌ 出荷をキャンセルした
👉 これだけでは送料は止まりません
✅ 正しいキャンセル手順(時間内のみ有効)
手順①:セラーセントラルにログイン
- 上部メニュー
在庫 → FBA納品手続き
手順②:該当の納品プランを開く
- 送料を承認してしまった納品プランを選択
手順③【ここが最大のポイント】
納品プラン詳細画面の中にある👇
👉 「出荷および請求をキャンセル」
これをクリック。
※注意
- ❌「納品プランを削除」ではない
- ❌「納品をキャンセル」だけでもない
👉
「出荷」と「請求」がセットになったボタンを押す必要があります。
手順④:確認画面で確定
- 「出荷と請求をキャンセルしますか?」
→ はい/確定
これで
送料の請求もキャンセルされます。
⏰ 時間を過ぎてしまった場合は?
- 「出荷および請求をキャンセル」ボタンは押せなくなります
- セラー側では操作不可
👉
この場合の正解ルートは👇
じゃあ確定後、どうやって取り戻す?
一度確定した送料でも、条件を満たせば返金(補てん)されます。
返金対象になる条件
- ✅ 実際に 発送していない
- ✅ 配送ラベル未使用
- ✅ 納品プランをキャンセル(または終了)
- ✅ テクニカルサポートへ申請
Amazon公式
FBA配送ラベルの返金ポリシーにも明記されています。
※
自動では返りません。
必ずサポートへの申請が必要です。
1分で分かる超まとめ(チェックリスト)
🚨 事故る条件
❌️納品プランだけ削除した
❌️送料見積りを承認した
❌️間(ヤマト3h/郵便24h)を過ぎた
👉 送料が請求される可能性あり
💰 取り戻せる条件
- ✅️未発送
- ✅️ ラベル未使用
- ✅️ 納品キャンセル済み
- ✅️ テクニカルサポートへ申請
👉 返金(補てん)対象
最後に
この仕様、
知らないと静かにお金が消えます。
でも一度理解すれば、
- 無駄に焦らない
- 納品判断が冷静になる
- 外注・スタッフにも共有できる
FBAで消耗しないための必須知識です。





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