FBAへ危険物を納品するとき、「危険物在中のラベルはどれを使うの?」と迷うことがあります。
この記事では、A4用紙へ大判ラベルを2枚並べた印刷用PDFを無料で配布します。
ただし、先に大事な点があります。
この「危険物在中」ラベルは、FBA倉庫で危険物の箱だと分かりやすくするための表示です。
配送会社が求める正式な輸送ラベルの代わりにはなりません。
商品が危険物に当たるか、どの輸送方法を使えるかは、ASINごとの判定と納品プランの案内を先に確認してください。
ぼくは既存のラベルまとめ記事で、危険物用の表示をA4で印刷し、2枚に切って使ってきた流れを紹介しています。
今回のPDFは、その使い方を見やすいA5大判2面へ作り直したものです。
FBA危険物在中ラベルPDFを無料ダウンロード

下のリンクから、そのまま印刷できるPDFをダウンロードできます。
PDFの仕様は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用紙サイズ | A4縦・210×297mm |
| 面数 | 2面 |
| 1枚の大きさ | A5相当・210×148.5mm |
| 印刷倍率 | 実際のサイズ・100% |
| 用紙 | 普通のA4コピー用紙で印刷可能 |
| 用途 | FBA納品時の倉庫仕分け用表示 |
このPDFはAmazon公式テンプレートではありません。
過去に案内されていたA5以上の大きさと、当ブログに残っているA4を2分割する使い方に合わせた独自PDFです。
表示の下には「正式な輸送ラベルと配送条件は別途確認してください」と入れました。
この一文があることで、倉庫向けの表示と配送会社の輸送条件を混同しにくくしています。
なお、このPDFは24面のラベルシール用ではありません。
エーワン80182を買わなくても、普通のA4用紙へ印刷して使えます。
24面用紙を使う別の表示を探している方は、FBA重量超過ラベル24面PDFをご覧ください。
貼る前にASINが危険物か確認します

スプレー缶、香水、アルコールを含む商品、電池を使う商品などは、危険物として扱われる可能性があります。
ただし、見た目や商品名だけで判断するのは危険です。
同じような商品でも、成分、容量、電池の種類や組み込み方によって扱いが変わるためです。
Amazon公式の危険物確認ガイドでも、商品の分類は商品タイプだけではなく、物理的・化学的な性質をもとに行うと案内されています。
まず、セラーセントラルの危険物分類を管理する画面でASINを確認します。
安全データシートや適用除外シートを求められた場合は、表示された案内に沿って提出します。
危険物と判定されても、すべての商品を同じ方法で送れるわけではありません。
FBAで受け入れ可能な分類か、危険物納品プログラムへの参加が必要か、納品プランを作れるかを順番に見ます。
分からないままラベルだけ貼って発送するのではなく、納品プランの作成まで進めて、現在の指示を確認するのが安全です。
Amazonセラーセントラルの危険物確認ガイドも、納品前に開いて確認できます。
危険物在中と正式な輸送ラベルは別です

今回のPDFで一番伝えたいのが、この違いです。
「危険物在中」と大きく書いた紙を貼っても、危険物を配送できる許可証にはなりません。
Amazon公式の危険物確認ガイドには、危険物の分類に応じた輸送ラベルが必要になることが案内されています。
同じ公式ページには、掲載されている輸送ラベルの画像は参考用で、その画像をそのまま使わないよう注意書きもあります。
つまり、ブログで作った三角マークや「危険物在中」の紙を、正式な輸送ラベルとして使うことはできません。
役割を分けると、次のようになります。
| 表示 | 役割 |
|---|---|
| 危険物在中ラベル | FBA倉庫で危険物の箱だと分かりやすくする表示 |
| 正式な輸送ラベル | 内容物の危険物分類や輸送規則に合わせて使う表示 |
| 配送会社の送り状 | 荷物の行き先、品名、配送サービスを示す伝票 |
必要な表示は、商品と配送方法によって変わります。
このPDFだけで全部そろったと思わず、納品プランと配送会社の案内を一緒に確認してください。
FBAで使うほかの表示をまとめて見たい方は、危険物・賞味期限・重量超過などFBA納品ラベルの一覧へ進めます。
A4へ100%で印刷して2枚に切ります

印刷は、次の4段階で進めます。
① PDFを開き、用紙サイズをA4縦にします。
② 印刷倍率は「実際のサイズ」または「100%」を選びます。
③ 普通のA4用紙へ1枚だけ試し刷りします。
④ 中央の境目で切り、A5相当の表示を2枚に分けます。
「用紙に合わせる」や「ページに合わせる」を選ぶと、自動で少し小さくなることがあります。
今回のPDFはA4の上下を半分ずつ使っているため、100%で印刷するのが分かりやすいです。
箱へ固定するときは、文字と注意書きを隠さないようにします。
透明テープを使う場合は、光が強く反射して読みにくくならないかも確認します。
箱の角、送り状の上、FBA配送ラベルの上は避け、平らで見やすい場所を選びます。
当ブログの既存記事では、A4で印刷した表示を2枚に切り、箱の天面と側面へ貼る使い方を紹介してきました。
ただし、2026年8月14日に確認したAmazon公式の危険物確認ガイドでは、この倉庫向け表示の貼付位置まで明記した箇所を確認できませんでした。
実際の納品では、セラーセントラルに表示される最新の納品指示があれば、その位置と枚数を優先してください。
商品ラベルそのものの印刷や貼り方で迷っている方は、FNSKUラベル必須化で今やることも確認できます。
配送会社へ渡す前に受付条件も確認します

FBA側で「危険物」と判定されていても、配送会社が同じ基準で引き受けるとは限りません。
ヤマト運輸は、花火、灯油、ガスボンベ、シンナーなど、発火性、引火性、揮発性のある品物を宅急便で送れないものとして案内しています。
航空輸送が関係する区間では、スプレー、香水、マニキュア、リチウム電池などにも別の条件があります。
日本郵便も、爆発性、発火性などの危険性がある物は、ゆうパックで取り扱えないと案内しています。
商品によっては、陸送へ切り替わる、配達が遅れる、書類が必要になる、受付できない、という違いが出ます。
発送前には、配送会社へ内容品を具体的に伝えます。
「FBA倉庫へ送る箱です」だけではなく、商品名、成分、容量、電池の有無など、確認に必要な内容を正直に伝えることが大切です。
ラベルをはがしたり、危険物ではないように見せたりして受付を通す方法は使いません。
最後に、作業前の確認をまとめます。
✅ ASINごとの危険物判定を確認する
✅ 納品プランに表示された指示を確認する
✅ PDFはA4・100%で印刷する
✅ A5相当の2枚へ切り分ける
✅ 正式な輸送ラベルを別に確認する
✅ 配送会社へ内容品を具体的に申告する
この順番なら、「危険物在中」と書いた紙を貼ったから大丈夫、と早合点しにくくなります。
小さい箱なので縮小してもよいですか?
このPDFはA5相当で使う前提です。
自分の判断で小さくせず、納品プランやAmazonサポートの案内を確認してください。
24面ラベルシールへ印刷できますか?
できません。
このPDFはA4を上下2面に分けた大判用です。
24面のエーワン80182とは寸法が違います。
このラベルを貼れば危険物を発送できますか?
できるとは限りません。
このラベルは正式な輸送ラベルの代わりではなく、配送会社の受付条件を変えるものでもありません。
PDFはAmazon公式の配布物ですか?
いいえ。
当ブログが作った独自PDFです。
Amazonのルールは変わる可能性があるため、納品前には最新のセラーセントラルも確認してください。
確認した情報の参照元
| 参照元 | 確認した内容 | 確認日 |
|---|---|---|
| Amazonセラーセントラル|危険物確認ガイド | 危険物の定義、ASINごとの分類、必要書類、FBAで扱える分類、輸送ラベルの注意 | 2026年8月14日 |
| Amazonセラーフォーラム|リチウムイオン電池内蔵製品の出品について | 過去に「危険物在中」をA5以上で印刷する案内が使われていた事例 | 2026年8月14日 |
| ヤマト運輸|宅急便で送れないもの | 宅急便で送れない危険物と航空輸送時の注意 | 2026年8月14日 |
| 日本郵便|ゆうパックで送ることができないもの | 爆発性、発火性などの危険性がある物は取り扱えないこと | 2026年8月14日 |


コメント