はじめに:「自分で直せない初期不良」のとき、どうする?😱
Amazonでせどりをしていると、避けて通れないのが**「初期不良」や「返品対応」**。
「電源が入らない」「ランプがつかない」「エラーコードが出る」など、
自分でハードディスク初期化や再設定をしても直らない“完全な初期不良”のケースは、出品者にとって厄介ですよね。
そんなとき、
「販売先のAmazonに言うべき?」「メーカー?」「仕入れ先?」と迷う人が多いと思います。
この記事では、Yahoo!ショッピングで仕入れた新品家電をAmazonで販売→初期不良で返品→ヤマダ電機で修理対応を受けた実例をもとに、
実際にどう動けばいいのか、リアルな流れと注意点を紹介します。
実際のケース:新品販売 → 開封後に初期不良で返品📦
- 仕入れ元:Yahoo!ショッピング(新品・未開封)
- 販売先:Amazon(新品として出品)
- 発生状況:購入者が使用直後に「電源が入らない」と返品申請
- 返品時の状態:開封済み(お客様が開けた)
- 保証状況:購入から約2ヶ月、メーカー保証1年内
完全にこちらの責任ではなく、メーカー初期不良の可能性が高い状況でした。
「保証、通るのか?」🤔
仕入れ先がYahoo!、販売先がAmazon。
しかも返品された商品はすでにお客様が開封済み。
「この状態でもメーカー保証って使えるの?」
結論から言うと──
✅ ヤマダ電機で無償修理が通りました!
実際にやったこと🧾
僕が持参したのは、以下の3点です。
- 商品本体(開封済み)
- Yahoo!ショッピング購入時の領収書 or 注文履歴
- 保証書(販売店印なし)
ヤマダ電機の修理受付カウンターで事情を説明すると、
店員さんからはこう言われました。
「保証期間内ですし、Yahoo!での購入でも領収書があれば大丈夫ですよ」
その場で初期不良として無償修理受付となりました。
持ち込み手数料も不要。
つまり、仕入れがYahoo!でも、購入証明があれば保証は通るということです。
💡ヤマダ電機は「持ち込み修理」が原則。店舗によっては手数料がかかることも!
ヤマダ電機では、メーカー保証期間内の商品でも、「持ち込み修理」扱いになることがあります。
基本的には無償修理対応が多いですが、店舗によっては持ち込み手数料として1,100円(税込)程度を請求される場合もあります。
🧭 ポイント:
- 無料対応かどうかは店舗ごとに異なる
- 持ち込む前に電話で「他社購入品の修理は可能か」「持ち込み料金がかかるか」を確認しておくのがおすすめ
- 事前確認をしておけば、現場でのトラブルや想定外の費用を防げます
🔍 修理に持ち込む前に必ずチェックすべき注意点
ここからがせどらーにとっての“本当の落とし穴”です。
実際にやって分かった、保証が通らなくなるリスクを防ぐポイントを解説します👇
① FBAラベルやAmazonバーコードは必ず剥がす!
Amazonで販売した商品には、
FBA納品時に貼る「FNSKUラベル」や「管理用バーコード」が残っていることがあります。
これを剥がさずにヤマダ電機へ持ち込むと、
店員さんに「転売目的の商品では?」と見なされる可能性があります。
⚠️ メーカー保証は“個人購入者”向け。
「再販目的」と判断されると、保証が無効になるケースも。
🧭 対策:
- FBAラベル・管理用バーコード・JAN上のシールはすべて丁寧に剥がす
- 外箱にラベル跡が残る場合は、上から無地ラベルを貼る
② 同じ店舗に何度も持ち込まない
ヤマダ電機やエディオンなどの量販店では、修理履歴がシステムで共有されています。
短期間に同じ店舗へ複数回持ち込むと、
「業者」「転売目的」として内部的にマークされる可能性があります。
🧭 対策:
- 頻繁に修理が出る場合は、店舗を分散する
- 同時に複数台を持ち込まない
- 「ネットで買った家電なんですが、不具合があって…」程度の説明でOK
メーカーにも問い合わせたのですが、トラブルシューティングのチャットサポートを1時間ほどやっても解決せず、「あれを試して」「これを試して」と時間だけが過ぎたので、こちらに持ってきました。
③ 修理依頼書の「購入先」「購入者欄」に注意!
修理受付時に「購入店舗」「購入者名」を書く欄があります。
ここに「Amazon」「販売したお客様」などと書くのはNGです。
🧭 対策:
- 「購入先」→ Yahoo!ショッピング or ネット通販
- 「購入者」→ 自分の名前
- 「購入日」→ Yahoo!注文日
④ 保証期間内(1年以内)に限定して依頼する
メーカー保証は“個人使用前提”の制度です。
保証期間外(1年超)で修理を繰り返すと、
販売業者として疑われやすくなります。
🧭 対策:
- 購入から1年以内のものだけ無償修理依頼
- 1年を超える場合は「有償修理」で対応(問題なし)
⑤ 箱・付属品は「家庭使用レベル」に整える
FBA倉庫に送ったときのラベル・在庫管理シール・伝票跡などがあると、
業販の痕跡として見なされるリスクがあります。
🧭 対策:
- 箱のラベル跡は剥がす or 上から白ラベルを貼る
- 家庭保管っぽい状態にして持ち込む
⑥ 同一型番を連続で修理に出さない
同じ型番を短期間で複数持ち込むと、
確実に「転売業者」として認識されます。
🧭 対策:
- 修理は1回につき1商品だけ
- 同型番が複数ある場合は時期をずらして出す
💡 なぜ通ったのか?メーカー保証の仕組み
メーカー保証の本質は、「販売経路」よりも「購入証明」です。
✅ 正規ルートで購入している(Yahoo!正規ストアなど)
✅ 購入日を証明できる(領収書・注文履歴)
✅ 保証期間内
この条件を満たせば、販売先がAmazonでも保証対応は可能です。
ヤマダ電機などはメーカー修理の受付窓口なので、
他社購入品でも受付してくれるケースが多いのです。




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