──せどりで“真贋調査”を避けるためのリアル事情(完全版)
✅結論(Point)
Razer(レイザー)製品は「中リスク」。正規ルートからの請求書があれば“攻めてOK”。ただし、レシート仕入れ・価格崩し・混在在庫は危険です。
💡理由(Reason)
RazerはAmazonのブランド登録済みメーカーで、正規代理店販売が強く保護されています。
加えて、Amazon本体やRazer公式が直接販売しているASINも多く、価格差や販売元によって**「偽物では?」と疑われやすい構造**になっています。
🧠実例(Example)
たとえばこちら👇
「Razer Nommo V2 ゲーミングスピーカー」
B0C52TVZF9

この商品、Amazon本体が販売しているASINです。
この状態で:
- ✅ 家電量販店のレシートで仕入れて
- ✅ 少し安く出品して
- ✅ FBAで混在在庫にすると…
📩 「これは本当に正規品ですか?」という真贋調査メールが届く可能性大。
しかも、Razerは「非正規販売は保証外」と明言しており、
ユーザーが直接メーカーに問い合わせた際に**“偽物っぽい”と誤認されるリスク**もあります。
✅「Amazon本体が不在の時期を狙って出品」すべき理由
🔍 Amazon本体と並ぶと“疑われやすくなる”から。
Amazonが公式で出品している商品に、
📉「急に安く売るセラー」が現れると…
- ✅ AIによる価格監視が反応
- ✅ ユーザーやメーカーから通報されやすくなる
- ✅ ブランド保護プログラムの自動チェックが強化される
結果、真贋調査のトリガーを引かれやすい状況が生まれます。
🟢 だからこそ、攻めるなら「Amazonが在庫切れのとき」に出品!
このタイミングなら:
- ✅ 価格崩れ扱いされにくい
- ✅ 公式と競合しない
- ✅ AIからのフラグも減る
結果、**“目立たず、疑われず、安全に売れる”**のです。
❗「レシート仕入れ × 価格競争 × ラベル未貼付」が危険な理由

🧾【1】レシート仕入れは“証明にならない”
Amazon公式ヘルプより:
📄 「真贋調査では請求書の提出が必要」
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/G201817070✔︎ 法人名義(個人事業主含む)
✔︎ 仕入れ日から180日以内
✔︎ 仕入れ先の正式な社名・住所・電話番号の記載あり
✔︎ 数量10点以上(※ブランドにより例外あり)
→ 家電量販店のレシートや納品書は「請求書」としては無効。調査が来た瞬間、アウトになる可能性大。
💰【2】価格競争はAIに“怪しい出品”とみなされる
Amazonのアルゴリズムは、定価との価格乖離や急激な値下げを検知すると、
👉 「訳あり品? 偽物?」と自動判定して調査対象に昇格させると言われています。
特に、公式が販売している商品を大幅に安く出すと、ブランド側からの通報対象にもなりえます。
🔄【3】混在在庫=他人の“偽物レビュー”が飛んでくる
FBAで「商品ラベル未貼付(=混在在庫)」にすると、
他のセラーの在庫と一緒にされてしまいます。
Amazon公式も明記:
🟡「混在在庫では、同じASINの商品が統合される」
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/G200141500
→ 他人の粗悪品・返品再出品などが混ざり、
→ 自分のアカウントに“偽物レビュー”が飛んでくることもある。
✅ ポリシー vs 実務|プロ比較表
項目 | Amazon公式ポリシー | 実務的なプロの判断 |
---|---|---|
レシート | ×(請求書必須) | ×(仕入先によっては即アウト) |
価格崩れ | 記載なし | ▲30%超で真贋調査リスク増大 |
Amazon本体との競合 | 記載なし | 本体不在時だけ安全に売れる |
混在在庫 | 可(規約上) | 危険(他人の偽物と混ざる) |
インク/周辺機器のセット売り | NG(中古混在) | 即出品停止のリスクあり |
✅まとめ|これだけは守って!
✅ 「Amazon不在のタイミングを狙って出品」
✅ 「請求書(法人名義・180日以内)で証明できる仕入れのみ」
✅ 「FBA納品は必ず“商品ラベル貼付”で混在を避ける」
💬まとめ
Razerみたいな人気ブランドは、
**「売れればデカい、でもやり方を間違うと即アカ停止」**という両刃の剣。
「稼ぎたい」なら「守る」を徹底しよう。
請求書で守って、タイミングで攻める。
これが、プロせどらーの“攻守のバランス感覚”です⚖️

コメント