「届かない」「偽物だった」──相乗り被害でレビューが荒れると、真面目に売っている僕らまで信用を落とします。
AI時代なのに、なぜすぐ止まらないのか?そして僕らは何を守ればいいのか?実務目線でまとめます💡
悪質セラーの本当の目的とは
悪質セラーの狙いはシンプルです。
短期でお金を抜いて逃げること💸。
在庫を持たずに低価格で出品し、注文が入っても商品を送らない、あるいは偽物を発送。資金を回収したらアカウントを捨て、次のアカウントに移動する──これを繰り返しています。
なぜAmazonはすぐ止めないのか?
「AIで監視すれば一発で分かるのに」と思いますよね🤔。
でもAmazonにはこんな事情があります。
- 誤検知のリスク:優良セラーまで止めてしまうと信頼が揺らぐ
- 買い手優先の仕組み:A-to-Z保証で返金すれば最低限守れる
- 被害が積み上がってから対応:苦情や証拠が集まるまでは動かない
- 国際的な壁:海外セラーが多く、法的取り締まりが難しい
つまりAmazonは「買い手は返金で守る、セラー保護は後回し」というスタンスなんです⚠️。
具体的に見られるケース
- 自己発送で18〜21日後の異常な納期
- レビューに**「届かない」「詐欺」**が並ぶ
- テスト購入しても商品が届かず証拠化できない
購入者は返金されても、僕らセラーは同じカタログにレビューがつきブランドを傷つけられるのが一番の被害です。
セラーが取れる自衛策
Amazonに頼るだけでは足りません。僕らができることは次の通りです👇
- 📦 オリジナルJANや専用パッケージを導入
- 🔒 Transparencyプログラムで1点ごとに正規品認証
- 🧾 SKU設計やバンドル商品で差別化
- 📝 テストバイや未着証拠を積み上げてAmazonに提出
補足:テストバイとは? 🧪
テストバイとは、怪しい相乗りセラーの商品を実際に購入し、証拠を集める行為のことです。
目的
- 偽物や粗悪品かどうかを確認
- Amazonに申告するための証拠を残す
- カタログのレビュー荒れを早めに食い止める
手順の流れ
- 出品情報をスクショで保存
- 実際に購入して納期・追跡を確認
- 届いたら外箱・パッケージ・本体を写真で記録
- 正規品と比較して違いがあれば申告
- 未着の場合は「追跡なし」「発送遅延」の証拠を残す
ただし、費用がかかる・届かないと証拠が集めにくいという弱点もあるため、主力商品に絞って行うのが現実的です💡。
まとめ
悪質セラーは「現金化→逃げる」を繰り返し、Amazonは「購入者保護を優先」しているため、僕ら優良セラーは守られにくいのが現実です。
だからこそ、相乗りされにくい商品設計 × 証拠運用 × Transparencyで、僕ら自身がブランドを守っていく必要があります💪。


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