💭 はじめに
Amazon出品をしていると、
「発送した商品が破損して戻ってきた…」
「お客様から“届いた時点で壊れてました”と連絡が来た…」
そんな経験、一度はありませんか?
実はこの“配送中の破損トラブル”、
FBA(Amazon発送)か、自己発送(FBM)か によって
対応がまったく違うんです。
そして──
その違いを知らないままだと、
補償を受けられずに赤字になることもあります💦
たとえば今回、私自身も「配送中破損」に遭遇。
新品で仕入れた28,000円のオーブンレンジが、
まさかの輸送中トラブルで割れて戻ってきました。
(これ、知らないと泣き寝入りです…)
この記事では、そんな“もしもの時”に損をしないために👇
✅ FBA出荷の場合(Amazonが補償してくれるケース)
✅ 自己発送の場合(自分で配送業者に請求するケース)
この2つを、実体験ベースで完全に解説します。
「FBAにしとけばよかった…」
「ヤマトにどう請求すればいいの?」
──そんな不安をスッキリさせる内容です💡
数分で読めるので、トラブル前にぜひ目を通しておいてください。
🟦 まず大前提:破損の原因は「誰の管理中に起きたか」
Amazon販売では、破損・紛失トラブルが起きた時に
「Amazon管理中」か「出品者管理中」かで対応が180°変わります。
🏢 FBA出荷(Amazon発送)の場合
✅ 特徴
- Amazonが「保管・梱包・配送」まで一括管理
- 破損・紛失などのトラブルは、すべてAmazonが責任を持つ
💬 対応の流れ
- 購入者が破損や不着をAmazonに報告
- Amazonが配送業者と調査
- 責任がAmazonまたは配送業者にあると判断されれば、出品者に補填
⏰ 補填までの期間
調査開始から約5〜10営業日 → 補填決定後、1〜3日で反映
📅 トータル約1〜2週間が目安。
💰 補填内容
- Amazonが販売金額相当を出品者に補償
- または、同等商品をAmazonが返送してくれるケースもあり
- 手数料を差し引かれないことが多い
💡補填は自動で「セラーセントラル > ペイメント > トランザクションビュー」に反映されます。
→ 項目名:「FBA Inventory Reimbursement」
⚠️ 注意点
- 中古・再販不可品は減額される場合あり
- Amazon責任外と判断されると補填されないことも
🚚 自己発送(FBM)の場合
〜リアルな流れと対応イメージ〜
自己発送の場合、
商品が届くまでの「責任」はすべて出品者にあります。
つまり、配送中に破損が起きたら、あなたが動くしかないんです。
💥 たとえばこんなケース
ある日、ヤマト運輸から電話がかかってきます。
「お預かりしたお荷物が、配送中に破損してしまいまして…」
「お客様には“破損のため配達できません”とお伝えしています。」
──こんなとき、まずやるべきは冷静な確認と対応の整理です。
🪜 対応の流れ
1️⃣ 配送業者(ヤマト・佐川など)から連絡が来る
→ 状況を聞いて、破損箇所・状態を確認。
→ 「こちらに返送してください」と伝える。
2️⃣ 商品が戻ってきたら現物と梱包をチェック
→ どの部分が破損しているか、写真を撮って記録。
→ 状況によって「修理可」or「販売不可」を判断。
3️⃣ 配送業者の営業所で補償の相談
→ 営業所で破損確認後、「補償金申請」の案内。
→ ここで請求書と領収書の提出が必要。
💡 請求書・領収書は「イーレシート」などの無料ツールで簡単に作れます。
👉 https://www.e-receipt.jp
(テンプレを使えば3分で発行OK)
💴 請求金額の決め方
基本は「販売金額ベース」でOK。
Amazonやメルカリなどで販売予定だった金額をもとに請求します。
🧾 例:
新品販売予定 28,000円
→ メルカリで破損品を13,000円で販売
→ 差額 15,000円 をヤマトに請求
💡 僕の場合(リアルな選択)
今回はお世話になっている取引先だったので、
正直、少し“寄り添い”の気持ちを優先しました。
破損品を中古としてメルカリで販売し、
その実際の販売金額との差額分だけを請求。
ただ、これはあくまで“僕の判断”です。
時間や労力もかかるので、
場合によっては「正規の全額請求」をするのが一番シンプルです。
その際、
破損した商品はヤマト側で引き取られます(補償対象として回収)。
当然ですが、補償金を受け取る代わりに商品は渡す形になります。
👉 つまり、「お金で補償」か「自分で再販するか」の二択。
どちらを選ぶかは、商品や相手との関係性で決めればOKです。
⏰ 補償までの期間
ヤマトの場合、営業所での破損確認から2〜4週間ほどで補償金が支払われます。
(書類提出が遅れるとその分時間も延びます)
🧠 ワンポイントアドバイス
✅ 破損時は とにかく写真を撮る(外箱・中身・伝票)
✅ 電話でのやり取りも 日付と担当者名をメモしておく
✅ 補償請求書は 控えを必ず1部手元に残す
⚠️ よくある誤解
「Amazonが補填してくれるでしょ?」
→ 自己発送はAmazon補償対象外。
自分で配送業者に請求しないと1円も戻りません💦
📋 最後に:FBAと自己発送の違いを一目でチェック!

✍️ まとめ
- FBAは「Amazon保険付き」みたいなもの。
→ 壊れてもAmazonが動く。 - 自己発送は「自己責任+配送保険の範囲内」。
→ 証拠(写真・伝票)を残すのが命。 - 高額商品ほど自己発送リスクが高い。
→ 壊れたら数万円単位で損失になる可能性あり。
💬 自己発送は“自己責任”だけど、
ちゃんと流れを知っていれば怖くない。
焦らず、一つずつ整理していけば大丈夫です✨
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