せどりをしていると、たまに出会う“お宝”。
──廃盤でプレ値がついていて、しかも他に出品者がいない。
「これはいける!」と思いながら仕入れて、
いつものようにプライスターで商品登録をして、納品プランを作成。
ところが――
『出品エラー商品です。この商品は納品できません。』

……え? どういうこと?😨
出品制限? 廃盤? まさか偽物?
頭の中にいろんな文字がよぎる中、
原因を調べてみると、意外すぎる“落とし穴”が待っていました。
🧩 原因は「価格の誤設定(AIの誤検知)」だった!
最近のAmazonでは、出品価格が相場から大きく離れていると、
自動で“価格誤設定エラー”が検知されるようになっています。
以前までは、
FBAへの納品自体は普通に完了していたんです。
「価格の誤設定エラー(価格が高すぎます)」という警告は、
納品が完了した“あと”にセラーセントラル上で出ていただけで、
商品ページは通常どおり販売できていました。
ところが最近では、
納品プラン作成の段階でAIの自動検知が走るようになり、
“価格が高すぎる”と判断された時点でエラーが発生する仕様に変わっています。
つまり、
「FBA納品後にエラーが出る」から
→「納品そのものが止まる」へと、
Amazonのルールが一歩進化しているんです。
⚙️ どうしてそんなことが起きるの?
Amazonは近年、「価格の適正化」と「詐欺防止」のために、
AIによる価格モニタリングシステムを強化しています。
具体的には、
- 過去の販売履歴
- 同一商品の市場相場
- 他モール(楽天・Yahoo!など)の価格
これらを自動的に参照し、
「相場から乖離している=誤設定または高値販売」と判断すると
自動でエラーが出るようになっているのです。
✉️ Amazonからこのメールが届いていないか確認を!
この「価格誤設定エラー」の場合、
Amazonから次のようなメールが届くことがあります👇

『価格の誤設定の疑いがあるため、出品情報を停止いたしました』
このメールは、AmazonのAIが価格を「不適切(または誤設定)」と判断したときに
自動送信される通知です。
もし納品時にエラーが出たら、
念のためこのメールが届いていないか、登録メールをチェックしてみましょう。
💡 ポイント:
・このメールが届いている場合 → 価格誤設定による出品停止の可能性が高い
・メールが届いていない場合 → 出品制限やASIN統合など別の原因の可能性もあり
🧭 対処法:価格を修正して納品できるようにする手順
AmazonのAIに「高すぎる」と誤検知された場合は、
価格を一度相場に近い値へ下げることで解決できることが多いです。
以下の手順で、実際に出品エラーを確認・修正しましょう👇
🔹 手順①:セラーセントラルのメニューを開く
画面左上のメニューから
「① 価格」→「② 価格設定の健全性」
をクリックします。
(下の画像のように開くとOK)

🔹 手順②:「価格の誤設定の可能性がある商品を表示」をクリック
「価格設定の健全性」ページ内の
③『価格の誤設定の可能性があるため出品停止中の商品を表示』
をクリックします。
すると、現在AIにより停止されている商品一覧が表示されます。

🔹 手順③:該当商品を修正
- 該当商品の**販売価格を一時的に相場に近い値(過去相場の±20%以内)**に変更
- 「保存」してから再度、納品プランを作成
これで「出品エラー」が解消される場合が多いです。
納品完了後に、改めて本来のプレ値に価格を戻してOKです。
(登録時の価格チェックを回避できれば、販売時点では制限されません)
⚠️ 注意点:何度も弾かれる商品は要観察!
同じ商品で何度も誤検知される場合、
Amazon側で「価格監視リスト」に入っている可能性があります。
その場合は、
- MFN(自己発送)で販売する
- 別販路(ヤフオク・メルカリ)で販売する
など、販売ルートを変える柔軟さも大切です。
💡 まとめ:AI誤検知も“時代の波”のひとつ
昔は「納品してから考えればOK」だったものが、
今はAIの自動チェックが“先回りしてくる”時代になりました。
でもそれは、
悪質な高値販売を防ぐための“システムの進化”でもあります。
だからこそ、これからのせどりは
**「AIに誤検知されない出品力」**がカギ。
システムの仕様を理解して柔軟に対応できる人が、
最終的に“安定して稼ぐせどらー”として生き残っていくんです🔥



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